東京電設サービス株式会社

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企業情報表彰実績

2024年6月/「第80回電気学術振興賞 論文賞」を受賞2024年07月

当社地中技術センターでは、この度一般社団法人電気学会「第80回電気学術振興賞 論文賞」を受賞しました。
同賞は、電気学会論文誌に発表された優秀な論文の著者に贈られるもので、本論文が現在の高圧ケーブル事故における課題解決に多大な功績をもたらす研究成果であることを評価していただいたものです。

受賞者と論文概要は以下のとおりです。

■受賞者:

・杉本 修  氏(東京電設サービス㈱ 地中事業本部地中技術センター)
・永原 茂樹 氏(東京電設サービス㈱ 地中事業本部地中技術センター)
・小山 勇人 氏(東京電設サービス㈱ 地中事業本部地中技術センター)

■論文名:『6.6V ET方式CVケーブルの水トリー劣化の加速要因と絶縁破壊過程に関する研究』
     電気学会論文誌B( Vol.143 No.2 pp.107 117)

(概要)
CVケーブルの水トリー劣化に関する調査研究により、近年、経年10年未満で水トリー劣化事故が発生している事象について、材料由来の劣化促進であることを解明し、論文にまとめたことで、高圧ケーブルの早期絶縁破壊リスクの問題解決に貢献。

2023年11月/「第68回 澁澤賞【発明・工夫、設計・施工】」を受賞2023年11月

弊社地中事業本部地中技術センターと東京電力ホールディングス㈱、東京電力パワーグリッド㈱のメンバーで構成されたICP劣化診断法開発グループによる「OFケーブルの銅化合物劣化診断法の開発」が、一般社団法人日本電気協会「第68回 澁澤賞【発明・工夫、設計・施工】」を受賞し、2023年11月16日に贈呈式が行われました。

澁澤賞は、電気保安行政の礎を築いた故澁澤元治博士が文化功労者として表彰を受けられた栄誉を記念するために昭和31年に設けられた賞で、広く電気保安に優れた業績を上げた方々に毎年贈られており、民間で唯一の電気保安関係表彰として各界より認められている大変権威ある賞です。

 

今回の受賞は、OFケーブルの銅化合物劣化に着目して診断することで、従来法と比べてより高い精度で劣化状態を推定でき、実設備の保全に極めて有効な診断法であることを評価していただいたものです。

 

開発メンバーは以下のとおりです。
・杉本 修  氏(東京電設サービス㈱ 地中事業本部地中技術センター)
・神保 安良 氏(東京電設サービス㈱ 地中事業本部地中技術センター)
・相原 靖彦 氏(東京電力ホールディングス㈱ 経営技術戦略研究所技術開発部)
・永田 健一 氏(東京電力パワーグリッド㈱ 業務統括室)
・京極 智輝 氏(東京電力パワーグリッド㈱ 工務部地中送電グループ

杉本氏

神保氏

2023年5月/GE社「2022 Outstanding Channel Award」を受賞2023年06月

2023年5月に開催された「GE  Grid Automation Channel Partner Conference 2023(IED をはじめとしたGEグリッドオートメーション製品のアジア太平洋地域各国の販売代理 店が集う会議)」において、最も販売促進に貢献した代理店に与えられる「2022 Outstanding Channel Award」を受賞いたしました。

これは、当社が国際標準であるGE製IEDを日本市場に広く浸透させるための基盤を構築し、日本の電力会社に対して国内標準仕様と異なるIEDを数多く提供する唯一のベンダーとなったことを高く評価していただいたものです。

代表して、系統事業本部の山川氏とP&Cシステム製造センター開発グループ白井氏の2名にトロフィーが贈呈されました。

GEIEDとは?

IEDとはIntelligent Electronic Deviceの略称で、多機能で柔軟性に富んだ保護・制御・記録・計測機能を一体化した汎用デバイスを、ユーザーがそれぞれの用途に応じて機能をセッティングし、使用できるような汎用化された装置です。

GEIEDは、世界の多様な系統条件と環境条件に適合し、高い製品信頼性を誇る製品であることから、北米・欧州・アジアなど世界各国の様々な電力施設で広く採用されています。

当社は、日本で唯一アフターサポートまで実施できるGE社の正規代理店です。

IEDについて、詳しくはこちらから

2022年2月/電気学会「若手優秀論文発表賞」を受賞2022年02月

一般社団法人電気学会の保護リレーシステム技術委員会「令和3年若手優秀論文発表賞」を、当社系統事業本部P&Cシステム製造センターの知念氏と長岡氏が受賞しました。
同賞は、年2回開催される「保護リレーシステム研究会」の発表論文の中から、論文の技術的価値・新規性・完成度・発表態度・質疑応答状況を総合的に評価して、特に優秀であった35 歳以下の発表者を対象として授与されるもので、当社社員が受賞するのは初めてとなる快挙です。

受賞論文は以下のとおりです。

■受賞者:知念正人(2021年5月発表)

■論文名:『改良型df/dt機能付きアダプティブ全系UFR装置の開発』
※一部の負荷を遮断することによって、全電力系統のブラックアウトを防止するUFR(Under Frequency Relay=周波数低下保護リレー)を、さらに高度化しようという内容です。

■受賞者:長岡卓也(2021年11月発表)

■論文名:『基幹系/地方系両用可能なIEDを用いた統合型母線分離リレー装置の開発・適用について』
※これまで別々に設計していた母線分離リレーの500・275kV の直接接地系統用と、154・66kV の抵抗接地系統用を、
IEDの特長である保護リレーシーケンスの自由度を活かして設計を統合することによって、設計だけでなく製造面においても大幅な効率化を図ったという内容です。

2020年11月/「第65回 澁澤賞【長年にわたる電気保安への功労】」を受賞2020年11月

弊社 前分析・診断センター所長の清水充暢氏が長年にわたる電気保安への功績により、一般社団法人日本電気協会「第65回 澁澤賞【長年にわたる電気保安への功労】」を受賞し、2020年11月17日に贈呈式が行われました。

澁澤賞は、電気保安行政の礎を築いた故澁澤元治博士が文化功労者として表彰を受けられた栄誉を記念するために昭和31年に設けられた賞で、広く電気保安に優れた業績を上げた方々に毎年贈られており、民間で唯一の電気保安関係表彰として各界より認められている大変権威ある賞です。

同氏は昭和 58 年入社以来、電力設備技術者として 37 年間にわたって東京電力パワーグリッド株式会社管内の変電所設備を中心に保守業務に携わり、電力設備の供給信頼度の維持に大きく貢献されたことが評価され、今回の受賞となりました。

主な功績は以下のとおりです。

【絶縁油分析を通じた設備事故未然防止】

  • ・ 2004年の絶縁油分析業務開始以来、平均6,500試料/年もの絶縁油分析に従事し、異常や劣化現象の的確な検出により、電力設備等における事故の未然防止に貢献
  • ・ 東日本大震災時は、地震の影響を受けた変電設備の健全性確認のため、昼夜を問わず分析業務を遂行

【 社内外における教育・育成等への貢献および表彰実績】

  • ・ 「絶縁油の採油方法および分析方法」の特許取得や保安監督者としての功績による東京消防庁消防総監からの表彰など

2019年11月/「第67回 電気科学技術奨励賞」を受賞2020年01月

弊社土木事業本部の「鋼構造物内部点検および板厚測定ロボットの開発・実用化」が、「第67回電気科学技術奨励賞(旧オーム技術賞)」を受賞しました。

今回の受賞は、時間とコストを要し、かつ危険を伴う作業であった水力発電所の水圧鉄管等の点検を、遠隔自走式のロボットの開発・実用化により、安全面の向上やコスト削減、また点検精度の向上などを実現した点を評価していただいたものです。

開発をした水圧鉄管専門チームを代表して、以下の3名が表彰状と盾を贈呈されました。
・新潟センター 島田康裕
・山梨センター 中村仁
・信濃センター 青木俊美

2019年11月/神奈川県 知事表彰および局長表彰をダブル受賞2020年01月

神奈川県では、県が発注した工事等のうち、特に優れた工事等を施工した企業やその工事を担当した技術者を部門別に表彰しています。 この度 弊社土木事業本部松田センターでは、「城山発電所水圧鉄管伸縮継手補修工事」において、知事表彰および局長表彰をダブル受賞しました。

今回の受賞は、厳しい停止工程と作業条件下のもと、長年の懸案を解決し優良な工事を施工したとして評価していただいたものです。

2018年11月/「第63回 澁澤賞【発明・工夫、設計・施工】」を受賞2019年11月

弊社ソリューション事業部の「IEDを活用した保護継電器装置の現地改修開発」が、一般社団法人日本電気協会「第63回 澁澤賞【発明・工夫、設計・施工】」を受賞し、2018年11月20日に贈呈式が行われました。

澁澤賞は、電気保安行政の礎を築いた故澁澤元治博士が文化功労者として表彰を受けられた栄誉を記念するために昭和31年に設けられた賞で、広く電気保安に優れた業績を上げた方々に毎年贈られており、民間で唯一の電気保安関係表彰として各界より認められている大変権威ある賞です。

今回の受賞は、これまで全面更新が一般的であった保護継電器の更新工事を、IED(多機能型保護継電器)の活用と、現地で改修する「レトロフィット工法」を組み合わせることによって大掛かりな更新工事が回避でき、工事費の低減と工期および停止期間の短縮を実現した点を評価していただいたものです。

開発メンバーは以下のとおりです。
・お客さま事業本部 ソリューション事業部 P&Cシステム製造センター所長 大森 智生
・同製造グループ 町田 敏男
・同製造グループ 東條 賢
・同製造グループ 鍋倉 英之
・お客さま事業本部 営業部 ビジネスパートナーグループマネージャー 戸村 充孝

2018年3月/日本電気協会従業員功績者表彰考案表彰の優秀賞を受賞2019年11月

平成30年3月23日、日本電気協会の平成30年従業員功績者表彰の考案表彰において、弊社土木事業本部が開発・改良した大型構造物点検装置が優秀賞を受賞しました。

この考案表彰は、電気に関し有益な発明・発見・工夫・考案、または改良をなし、その効果が多大なものに与えられる賞です。

今回の受賞は、大規模水力発電所のサージタンクならびに高揚程ゲート立坑等の立入困難な箇所を、遠隔操作できるカメラ装置により壁面などの点検を可能にしたものですが、本装置の実績を応用し、水力発電所以外での大型構造物の点検ができる装置として、幅広いお客様ニーズに対応した改良を行った点を高く評価していただきました。

開発メンバーは以下のとおりです。
・栃木センター   松本 敬史
・松田センター   岩井 頼造
・土木技術センター 西川 一基
・山梨センター   相川 雅志

2018年3月/消防行政特別協力功労者表彰を受賞2019年10月

平成30年3月8日、東京消防庁開庁70周年にあたり、弊社分析・診断リサーチセンター所長が「危険物保安監督者」として平成24年から消防行政に携わってきたことに対し、東京消防庁消防総監より消防行政特別協力功労者として表彰されました。

2017年12月/大田労働基準監督署より労働安全衛生優良事業所として表彰されました2019年11月

平成29年12月1日、弊社多摩川事業所が、職場における安全衛生管理活動の成果が顕著であるとして、大田労働基準監督署より団体賞を受賞しました。

今回の受賞は、1人KYの実施やリスクアセスメント実施の社内規則化、危険有害性情報のSDS(安全データシート)による的確通知など、日々の的確な安全への取り組みを高く評価していただいたものです。

2017年11月/電気科学技術奨励賞を受賞2020年01月

平成29年11月27日、弊社分析・診断リサーチセンターの杉本氏が、第65回電気科学技術奨励賞を受賞しました。

この賞は、電気科学技術分野において発明、研究・実用化、ソフトウェア開発、教育等で優れた業績をあげた功労者を表彰する、大変名誉ある賞(旧オーム賞)です。

今回の受賞は、東京電力ホールディングス(HD)と弊社が、OF(油絶縁)ケーブルの絶縁紙に滞留した硫化銅などの銅化合物により絶縁破壊が起きる「課電劣化」のメカニズムを解明したとして、評価していただきました。

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