PCB(Poly Chlorinated Biphenyl/ポリ塩化ビフェニル)廃棄物(※使用中の機器はPCB含有電気工作物という)については、「高濃度PCB廃棄物」と「低濃度PCB廃棄物」に分けられ、それぞれに処分期限が定められておりますが、現在使用中の微量PCB含有電気工作物については、以下の条件を満たしていれば、「課電自然循環洗浄処理」という方法で変圧器を使用状態にてPCBを無害化することができます。
PCB含有機器を完全に無害化しておくことにより、低濃度PCB廃棄物処理期限である2027年3月31日を過ぎても継続して機器を使用できるだけでなく、更新等により機器を廃棄する際は、有価物として売却できるため、処理費用の低減にもつながります。