近年、風力発電所、太陽光発電所などの再生可能エネルギーを利用した発電所の建設が進むに連れて、発電機性能の向上に伴う発電所の大規模化や自営線の高電圧化・長距離化が進んでいます。
そのような中、万一、高圧ケーブルで電気事故が発生してしまうと、絶縁層が厚いため地絡抵抗が大きくなり、可搬・簡易型の測定器では故障点標定ができないケースが発生しています。当社では、高圧発生装置を搭載したケーブル耐圧試験車(電力用保守測定車)を用いて、高圧マーレーループ法や放電検出型パルスレーダー法など、最適な測定方法により故障点標定を実施します。